好きって言わなきゃヤダ。【完】
アタシはベッド近くのイスへと座り、


瑠衣君の綺麗な寝顔を見つめることに。




まだちょっと顔赤いみたいだけど…


でも、落ち着いてるみたいだし、よかった。




一先ず瑠衣君の無事を確認し、ホッと安堵の息を吐く。




「ほんと、綺麗な顔してるよね~…。…そうだ、瑠衣君いまなら寝てるし、少しくらい触っても…。」




スヤスヤ眠る瑠衣君へ手を伸ばしたところで


ハッと我に返り手を戻す。




ダメダメ…病人に何やってんだか!




もし触ったことがバレたら


瑠衣君に嫌われるどころじゃ済まないよ…。




冷静になり、なんとなく瑠衣君の顔を見つめていた。




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