好きって言わなきゃヤダ。【完】
「…放課後予定ないし、別に行ってもいいけど。」
と、まさかの発言が瑠衣君から聞けたものの、
アタシは胸の前に手を合わせ申し訳ない顔をする。
「ごめんっ、その今日は…那央と会う約束をしてて…。」
瑠衣君の前で那央の名前を出すのに
なんとなく抵抗を感じる。
…前に、あんなところ見られちゃった訳だし…。
「そっか、分かったよ。じゃあ、また今度にしよっか。」
「ごめんね、理仁君。」
優しく微笑む理仁君とは対照的に、
瑠衣君は何故かつまらなさそうな顔をしていた。
「えっと、瑠衣君…?」
と、まさかの発言が瑠衣君から聞けたものの、
アタシは胸の前に手を合わせ申し訳ない顔をする。
「ごめんっ、その今日は…那央と会う約束をしてて…。」
瑠衣君の前で那央の名前を出すのに
なんとなく抵抗を感じる。
…前に、あんなところ見られちゃった訳だし…。
「そっか、分かったよ。じゃあ、また今度にしよっか。」
「ごめんね、理仁君。」
優しく微笑む理仁君とは対照的に、
瑠衣君は何故かつまらなさそうな顔をしていた。
「えっと、瑠衣君…?」