好きって言わなきゃヤダ。【完】
アタシの勝ち…?
「じゃ、先生からの話は以上だ。また明日。」
帰りのHRが終わる合図と共に騒がしくなる教室。
そんな中、アタシの心臓もドキドキと強く脈を打つ。
…大丈夫、落ち着いて。
さっきから何回もシュミレーションしたじゃない。
まずは1組の教室に行って、瑠衣君をどこかに連れ出す。
それで、伝えたいことはちゃんと伝える。
もう1度アタシの気持ちを瑠衣君に聞いてもらうんだ。
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アタシの勝ち…?