好きって言わなきゃヤダ。【完】

やっぱり、冷たい…それとも？

♡♡♡




「瑠衣君っ。一緒にお昼食べよっ。」




「…またアンタか。…うざい。ストーカーで警察呼ぶよ。」




あれから1週間。




アタシはほぼ毎日、瑠衣君達の元へ現れ、


一緒にお昼を食べようと誘っていた。




当初の予定では1週間で瑠衣君を落とせるはずだったが


どうやらアタシの予定は大幅に計算違いだったらしい。




「いいじゃん。ここ座っていい？」




瑠衣君達はいつも食べる場所を変えているため探すのに一苦労する。




教えてくれたら手っ取り早いのに。


…教えるはずないけど。




そんな今日は珍しく1組の教室内でお昼を食べていた。