好きって言わなきゃヤダ。【完】
「アンタの事情は俺にとってはどうでもいいから。精々、俺に迷惑かけないよう頑張るんだな。」
「えっ!それって、瑠衣君を落としていいってこと?」
「…その自信どこからくるんだか。」
瑠衣君は呆れた様子でため息をつく。
「言っとくけど、アンタに落ちるつもりは毛頭ないから。早く諦めてね。」
「アタシだって諦めないもんっ。」
ニシシッと笑うアタシを
瑠衣君がどういう気持ちで見てたのか分からない。
でも、そんなのどうだっていい。
瑠衣君がアタシのことを好きになってくれれば、なんでもいいよっ。
「じゃ、またね。乙羽ちゃん。」
「うん!またね!」
理仁君は笑顔で手を振ると、
先を行ってしまった瑠衣君を追いかけるように去った。
2人を見送り、アタシは再び教室へ。
どうやら瑠衣君をその気にさせるには、
アタシの可愛さが少し足りなかったみたいね。
「えっ!それって、瑠衣君を落としていいってこと?」
「…その自信どこからくるんだか。」
瑠衣君は呆れた様子でため息をつく。
「言っとくけど、アンタに落ちるつもりは毛頭ないから。早く諦めてね。」
「アタシだって諦めないもんっ。」
ニシシッと笑うアタシを
瑠衣君がどういう気持ちで見てたのか分からない。
でも、そんなのどうだっていい。
瑠衣君がアタシのことを好きになってくれれば、なんでもいいよっ。
「じゃ、またね。乙羽ちゃん。」
「うん!またね!」
理仁君は笑顔で手を振ると、
先を行ってしまった瑠衣君を追いかけるように去った。
2人を見送り、アタシは再び教室へ。
どうやら瑠衣君をその気にさせるには、
アタシの可愛さが少し足りなかったみたいね。