好きって言わなきゃヤダ。【完】
前を歩く2人の後ろをついていく。
時々、理仁君は後ろをチラッと見ては、
ゴメンね、とでも言いたげな表情をする。
アタシはそんな理仁君に明るく振舞う。
「ねーっ、瑠衣君。」
「うるさい、静かにして。」
後ろへ向かず、冷たく言い放たれる。
せっかく一緒に帰ってる(?)んだから、
何か会話くらいさせてくれてもいいのにっ。
…9割方、アタシが勝手についていってるだけだけど。
「瑠衣君って、どうして女の子に興味ないの?」
アタシはめげずに話しかける。
時々、理仁君は後ろをチラッと見ては、
ゴメンね、とでも言いたげな表情をする。
アタシはそんな理仁君に明るく振舞う。
「ねーっ、瑠衣君。」
「うるさい、静かにして。」
後ろへ向かず、冷たく言い放たれる。
せっかく一緒に帰ってる(?)んだから、
何か会話くらいさせてくれてもいいのにっ。
…9割方、アタシが勝手についていってるだけだけど。
「瑠衣君って、どうして女の子に興味ないの?」
アタシはめげずに話しかける。