僅か30センチの恋

さすがに同じ部屋で寝るのは
何だか、気が引けて
リビングで眠った俺は
翌朝、ハムエッグと
トーストとコーヒーを持ち
部屋で眠るスズを起こす。

李人「スズ!朝だよ。」

涼美「んー。」

こんなにも可愛い寝顔を
朝から見られただけでhappyな
気持ちになった。

いつかスズは言っていた。
恋人がいたら毎日がhappyだと。
でも、俺は恋人がいなくても
スズがいるだけでhappyなんだ。

李人「ほら、会社遅れるぞ。」

何度か目を擦り目を開けたスズは
俺の存在に驚いていた。
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