僅か30センチの恋
李人「随分と高嶺の花になったんだな。」
涼美「何言ってるの?
昔から私は高嶺の花だったよ?」
李人「...ふ。そうかもな。
スズはずっと俺が手に入れたくても
手に入らない女だったから。」
涼美「...モテるくせに馬鹿だね。」
李人「...本当、馬鹿だよ。
1番初めにスズになんきゃ
出逢わなきゃ良かった。
俺の人生最大の後悔かも。」
涼美「残念だったね。
順風満帆なリトの人生の後悔が私で。」
はははって自嘲的に笑うスズを見て
心の底から幸せにしたいと思った。