僅か30センチの恋
もう何度下げられたか分からない
頭を下げられた時、初めて思った。

出世して萱島さんのような人達の言葉を
届け救える人間になりたいと。

李人「待ってて貰えませんか?」

萱島「...ええ、いくらでも待ちます。」

李人「いえ、そうではなくて。
自分の意見を通せる所まで出世して
萱島医院を全面的に手助け出来るよう
頑張りますから、それまで
待ってて貰えませんか?」

萱島さんは盛大に笑うと
期待してます。と言った。
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