僅か30センチの恋

母「あら、3つしかない。」

涼美「やっぱりリトはリトだね。」

李人「え?」

涼美「何で自分の分
買ってこないのさ!」

李人「ごめん。スズの家族への
手土産だったから。」

涼美「はぁ。仕方ない。
コンビニで買ってくるよ。」

李人「俺が行くよ!」

涼美「いいよ、リトはゆっくりしてて。」

母「待って。涼美。私も行くわ。
コーヒ切らしちゃってるのよ。」

スズとおばさんがいなくなると
おじさんと2人きりになった。

だからって気まずいって事はなくて
おじさんは冷蔵庫からビールを取り出す。
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