僅か30センチの恋
1ヶ月後の日曜日。
朝早くに俺はスズの部屋の窓を叩く。
しばらく経つと、目を擦りながら
スズが窓を開けた。
涼美「もー、何?リト。
こんな朝早くに起こさないでよ。」
李人「スズ!出かけるぞ!」
涼美「意味分かんない。寝る。」
李人「連れていきたい場所がある。
頼むから着いてきて。」
もー!と言いながらもスズは
部屋へ戻り30分後には
家を出てきてくれた。
スズの家の前に停めた
車に乗り込むと俺に尋ねる。