僅か30センチの恋
涼美「セイちゃんに話聞いた時...
嬉しかったな。」
李人「え?」
涼美「リトが私の事、そんな風に
思ってくれてるんだって。
そこまで私の事を
好きでいてくれてたんだって。
いつもいつも嬉しかった。
...でも、出来れば
リトの口から聞きたかった。
ちゃんと全部、伝えて欲しかった。」
李人「ごめん。」
涼美「やっと...聞けたね。
セイちゃんに聞くより先に
リトの口から聞く事が出来た。
リト。ありがとう。
私の事、ずっと好きでいてくれて。
いつも幸せな気持ちにしてくれて。
ずっとそばにいてくれてありがとう。
これからもずっと一緒にいようね。」
李人「じゃあ...」
涼美「よろしくお願いします。
私もリトと結婚したい。」
ようやく俺の初恋は
ハッピーエンドを迎えた。