僅か30センチの恋

聖夜「ごめん、李人。」

李人「聖夜が謝る事じゃない。」

聖夜は何にも悪くない。
でも、もうすぐスズの誕生日だ。
お願いだから、今年くらいは
楽しい誕生日を迎えて欲しい。
そう思った。...最悪の結末に
ならない事だけを願った。

聖夜「あのさ、こんな事
俺が言うのもどうかな?って
思うんだけど、勘違いしてないよね?」

李人「勘違いって?」

聖夜「スズちゃんの事。
好きって勘違いしてるって事はない?
李人はスズちゃんの事、女として
好きなの?小さい頃から一緒に
いるから混在してるって事はない?
スズちゃんが幼馴染じゃなかったら
李人はスズちゃんの事
好きにならなかったんじゃない?」

李人「どうしてそんな事聞くんだよ?」
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