僅か30センチの恋
涼美「また、そんな冗談を...」
李人「冗談で告白しないよ、俺は。
そろそろ気付いた方が
いいんじゃない?
スズは俺がそばにいないと
生きていけないよ。」
涼美「何で、そんな事言うのさ。
その通りすぎて
何にも言えないじゃないか。
バカ。リトのバカ。」
いつの間にか駅に着いていた。
電車の轟音を聞いたスズは
改札を通り、一目散に階段を
駆け上がる。
バカだな、本当に。俺はバカだ。
焦ってスズを困らせて...
何やってるんだよ。