僅か30センチの恋

後悔と共に出社し、でも仕事は
ソツなくこなした。

食堂で昼飯を食べながらスズの事を考える。
何言ってんだよ、あの野郎。って
今頃、スズは思ってるのかな?
少しは俺の事、考えたりしてるかな?

聖夜「お疲れー!」

お盆を持った聖夜は
断りもなしに俺の隣に腰掛ける。

李人「何しに来たんだよ?」

聖夜「同じ会社にいるのに
なかなか会えないレアキャラ
聖夜くんが、せっかく
忙しい合間をぬって会いに来たのに
その言い草はないんじゃない?」
< 59 / 230 >

この作品をシェア

pagetop