僅か30センチの恋
ーガラガラ
居酒屋の扉を開けると
聖夜の隣には三谷さんと
向かい側には見知らぬ女の人が
座っていた。
聖夜「おう、来た来た!」
聖夜は俺に向かって手を挙げる。
李人「遅くなって悪いな。」
三谷「お疲れ様、木山くん。」
李人「ああ、お疲れ。」
残された席は1つ。
この状況の理由はよく分からないけど
とりあえず俺は見知らぬ女の人の
隣に座った。
聖夜「紹介するな。
彼女、総務部の多田 唯香さん。」
多田「はじめまして、多田です。」
李人「どうも、木山です。」