僅か30センチの恋

涼美「へぇ、いいんだ。
私が部屋に来たのに
そんな事言っていいんだ?」

李人「どうぞ、ご自由に。」

もう何年一緒にいると思ってる?
大体、スズのやる事は分かってる。
いつの間にか、俺の部屋は
スズ仕様になっていた。

涼美「あれ?何で?
あの大量のCDとDVDは?
ぐっちゃぐちゃに荒らして
帰ろうと思ったのに。
何で?どこ行ったの?」

李人「俺もバカじゃないから。
学習する。そこの扉開けてみ?」

涼美「え?」

新しく買ってきた扉付きの本棚を
見つけたスズは力任せに開けようとする。
そうゆうガサツな所は昔から変わらない。
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