きみと1番目の恋

郁人「うん。好都合だったよ。」

半分くらい残ったビールを
飲み干した郁人くんは
いつもと同じ笑みを浮かべた。

郁人「本当に。翼さんって
予想の斜め上を行く人だから困るよ。
そんな事、別にバカ正直に
言わなくても良かったのに。」

曖昧な気持ちよりも確実な気持ちの方が
私にとっては大切なんだ。

私は...武彦が好き。
武彦がいないと生きられない。

それが例え、洗脳に近い感情だったとしても
本気でそう思うし、それが私の
幸せなのだから、仕方がない。

どんな時だって周りの意見は参考にならない。

騙されてると散々言われた
ラフェスタ化粧品の商品を使ったら
実際に肌の調子は良くなった。

それが事実で、それが全てだ。
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