きみと1番目の恋
郁人「じゃあ、俺も。
翼さんにしか出来ない話をするよ。」
翼「何?」
郁人「俺、さっき言ってた編集者の人と
一緒に住んでるんだ。キッカケは...
拾われた猫とでも言おうかな?
流れに身を任せたら、そよ子さんと
一緒に住む事になって...初めは
戸惑う事もあったけど今は
めちゃくちゃ居心地も良くて
最高な場所になったよ。」
事実以外に大切な事なんて何にもない。
翼「そうなんだ。
上手くいくといいね、その人と。」
郁人「翼さんも。...て言いたいけど
さすがにそれは言えないな。
やっぱり不倫は応援出来ない。」