きみと1番目の恋
お金を手に持ちレジへと向かう
郁人くんの腕を引くと
武彦の事を追いかけた。
翼「待って!武彦。さすがに酷いよ!」
武彦「何が?」
翼「ここは会社じゃないんだよ?
あなたは上司でも何でもない!
郁人くんを辞めさせるかどうか
決めるのは武彦じゃないよ!」
武彦「所詮、バイトだろ。
俺は今までこの店に相当な
金を落としてきてる。
そんなバイトより俺の方が
この店にとっては必要なはずだ。」
翼「バイトでも何でも
郁人くんは頑張ってるんだよ。
夢を叶えるために。生きるために。
ここで一生懸命バイトしてるの!
頑張ってる人をけなす資格なんて
武彦にはないんだよ!」