きみと1番目の恋
子供で縛れば...なんて...事
考えたくはないけれど純粋に
子供を愛し大切にして欲しいけれど
1番だけが振りかざせる武器を使った。
無言の訴え。私への最大の抗議。
翼「分かってたよ。分かってた!
...でも、いつも会えるのは
そっちの都合のいい時だけじゃん!
会いたいって言っても
武彦は会いに来てくれないじゃん!
私の頼みは一度も聞いてくれた事
ないのに何で私ばっかり
武彦の頼みを聞かなきゃならないの?」
武彦「お前、何言ってんの?」
郁人くんはそっと私の手を離すと
店の中へと入って行った。
こんな時でも、彼は優しい。
こんな時でも、彼は大人だ。