きみと1番目の恋
だけど...今は、もう...
そんな気持ちにさえならない。
翼「私たちの間にも
もう愛はないよ。」
武彦「え?」
翼「知ってた?私たちが
何で今まで付き合って来れたか。
許されない恋愛を続けて来れたか。
それはね、全部。
私の努力と愛のおかげなんだよ。」
武彦「違う!俺は本気で翼の事...」
翼「1度でも考えてくれた?
私との将来とか未来とか。
奥さんと子供を捨てて私を
選ぼうとしてくれた?してないよね?
分かってたよ。武彦に妻子がいる事。
だから、私は未来を諦めた。
でも、ごめん。もう無理...。
私だって幸せになりたいよ。
1番に愛されたいよ。」
武彦「俺と...別れるのか?」
翼「うん。...せめて終わりくらいは
私に決めさせて。私から言わせて。
...もう武彦とは付き合えない。」