きみと1番目の恋

郁人「ケーキ食べない?
せっかく俺が作ったんだし。」

翼「せっかくだから貰おうかな。」

郁人「りょーかい!」

見ず知らずの私のために
作ってくれた彼のケーキは
本当に美味しかった。

翼「美味しい。」

郁人「俺が作ったんだから
当たり前でしょ。」

翼「見た目通りの自信家だね。」

郁人「はは、ひでぇ。」

翼「でも、ありがとう。」

郁人「うん、俺もホッとしてる。
まずい!って怒鳴られなくて。」

翼「やっぱり一言多いなあ。」
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