きみと1番目の恋

どんな気持ちの時に飲んでも
やっぱり美味しいその味は
今の私の癒しなのだろう。

翼「...美味しい。」

マスター「ありがとうございます。」

どれだけ迷惑をかけたって
私を責めない。咎めない。
優しいマスターにだけは
きちんと自分の気持ちを
話したいと思った。

翼「あの...マスター...私...」

郁人「あれ?翼さん。来てたんだ。」

いつもの制服とは違う
私服姿の郁人くんが
カーテンを開けた先から現れる。
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