きみと1番目の恋

翼「やっぱり郁人くんには
バレちゃうんだね。
ちゃんと今日、武彦と話したよ。
冷静に話し合って...
これからも付き合ってく事に決めた。」

郁人「そう。」

翼「沢山、迷惑かけてごめんね。
私はもう大丈夫だから。」

郁人くんは残りのお酒を飲み干すと
バーカウンターの中へ入り
テキーラを取り出した。

それをショットグラスに注ぎ
一気に飲み干す。

しばらく頭を抑えた
彼はバンッと机を叩いた。

郁人「そうやって!あの人に
固執するの辞めた方がいいんじゃない?」

翼「え?どうしたの?」
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