きみと1番目の恋
翼「でも...!始めたいって
思っちゃったんだよ。
1年前は踏ん切りがつかなくて
郁人くんから、逃げたけど
郁人くんとなら、1番目の恋。
始めたいなって勝手に思ったの。
もちろん、迷惑なら迷惑だって
振ってくれて構わない。
だけど、もう認めるしかないの。
私は...郁人くんが好きなの。」
残りのビールを飲み干し
おかわりを注文した郁人くんは
真っ直ぐに私を見つめる。
郁人「ごめん。何か俺...」
翼「分かってるから...!」
逃げたくて仕方がなかった。
やっぱり私は勇者になんてなれないし
戦う事に慣れてない。