きみと1番目の恋

初めての感情だった。
人から愛される。1番に愛される。
他の誰でもない私にだけ
向けられた好意を初めて感じた。

心と心が交わり合う瞬間の景色を
初めて見た。

郁人「てか、責任取ってよ!
俺をここまで本気にさせた
責任は翼さんが取ってよ。
俺の1番目の恋...始めさせてよ。」

翼「...私で...いいのかな?」

郁人「何言ってんだよ。
俺の中では翼さんが1番なんだけど。」

翼「ありがとう。郁人くん。
私もきっと郁人くんが
思っている以上に好きだよ。」

郁人「うん。信じる。」

1番になるってこうゆう事なんだ。
涙が溢れ出して止まらないんだ。
嬉しいって気持ちだけじゃ
収まりきらないものなんだ。
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