きみと1番目の恋

ーカランコロン

郁人「あ!翼さん。
今日は早く仕事終わったんだ。」

翼「うん、まあね。」

郁人「だったら、連絡くらい返してよ。」

翼「ごめん。」

すぐに着替えてくるって言って
奥の部屋へと入っていく
郁人くんの姿を見ながら
マスターは微笑んだ。

マスター「ね?浮かれてるでしょ?あいつ。」

翼「ですね。」

ーブーッブーッ

マスターと話していると
スマホのバイブが机の上で振動する。

翼「はい。若宮です。」

業者「若宮さん、困りますよ。
引き渡しは今日のはずですよね?」
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