きみと1番目の恋
郁人「うん。俺も見たかったな。
翼さんと一緒にその空を。」
翼「見やん方がええよ。
あんな、悲しい空。
郁人くんには見て欲しない。」
郁人「でも、俺はどんな
景色でも一緒に見たいから。
翼さんの見る景色を隣で
ずっと見ていたいから。
これからは、見よう。
2人で。同じ景色を。」
そう言って強く抱き締める
彼の温もりは違った。
お母さんじゃない。彼は。
翼「...ごめん。」
郁人「謝る意味が分からない。」
翼「でも、やっぱり...ごめん。」