きみと1番目の恋

ーガチャ

菜穂「...若宮さん。」

翼「おはよう。菜穂ちゃん。
もう!本当。今日は皆
どうしちゃったの?
こんなにも朝早く
出勤した事なんてないでしょ。」

皮肉めいた事を言いながらも
感動していた。いつもギリギリに
出社する町田くんが...
いつも、やる気のない菜穂ちゃんが
私のためにここにいてくれる事に。

菜穂「私がこの会社に就職したのは
ハイスペックな男を掴まえるためです。
私は、若宮さんのように仕事に対しての
情熱も責任感もありません。
だって、結婚相手を見つけるために
就職したから。...だから...
若宮さんの事、嫌いでした。」

翼「そっか。ごめんね。
いつも嫌な気持ちにさせて。」
< 308 / 387 >

この作品をシェア

pagetop