きみと1番目の恋
青空が好きなんだ

精神的にも肉体的にも
回復した私はしばらくの間
郁人くんのお店で働く事になった。

働く事を決めたのは
郁人くんに会いたいと思う気持ちが
強かったからなのかもしれない。

郁人「翼さん。これを
向こうのテーブルに。」

翼「はい。」

そして、何よりも楽しそうに
働く郁人くんの姿が好きなんだ。

最近の私たちは付き合いたての頃のように
新鮮な気持ちを取り戻していた。

つまらない事で笑い合ったり
夕方まで寝て、寝過ぎたなって
また笑ったり、何気ない
幸せな時間を幸せだと
感じるようになっていた。
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