きみと1番目の恋

翼「大人になればなるほど
私達って毎日少しずつ
大切な何かを失ってると思うの。
でも、そんな中でも精一杯
今日を生きた自分を褒めて
乾杯してるんだと私は思う。」

郁人くんといると言葉が
スラスラと出てくる。

これを言っていいのかな?とか
どう思うのかな?とか。
そんな事は何も考えず
言ってしまった後も後悔はない。

それは、彼が言ってくれた
言葉のおかげなのかもしれないと思った。

『俺になら出来るんじゃない?』

彼はそう言ってくれた。
話したい事は何でも話していいって
このBARで言ってくれた。
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