きみと1番目の恋
郁人「大学生、カフェ店員
バーテンダー、モデル。
4足のわらじだよ?
他の人よりも、頑張って
生き抜いてるでしょ。」
翼「確かに、そうだね。」
郁人「いや、そこ突っ込もうよ。
所詮、バイトでしょ!とか
中途半端な事なら誰にだって
出来る!とか突っ込む所だから。」
翼「でも、偉いなって思うよ。
バイトだとしても例え中途半端でも
私はそんな風に時間をうまく
使って要領良くは生きられないから。
郁人くんの事、凄いなって思うよ。」
褒めたはずなのに郁人くんは俯いた。
翼「郁人くん?どうした?」
郁人「いや、ごめん。
何でもない。ちょっと飲み過ぎたかも。」
その言葉通り
郁人くんの頬はほんのり赤かった。