運命って信じる?
私の後ろにいた快斗が階段で私に追い付き隣にきた。

『そんないそがなくてもよくねぇ?』

『さすがに新学期早々遅刻はやばいでしょ』

『別に〜』

なんなのこいつは?!絶対ナメてるっしょ…


ガラッ

『『ぉはょ−』』

私と快斗の声がかぶる。これじゃ一緒にきたみたいじゃん……

『一緒に学校きたの?おまえら仲良かったっけ?』

男友達の一言。これが私の元彼の夕季。

『『さっき下で会った』』

またもや声が重なる。もぉやめて〜…

そこに先生が入って来た。新しくきた先生。

『席つけ−』

一斉に席につく。

『ふぇ?』

私は素っ頓狂な声をだしてしまった。

『…あ』

気付いた相手も反応する。

なんで快斗とこんなに席が近いわけ?まぢない…
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