僕ら死神の仕事
「で、まぁこれで説明は終わり。なにか質問はある?」
すると首をふるふると横に振った。
「じゃあおっけー。とりあえず僕らも一応ちゃんと自己紹介しておこうか。」
「あ、そう言えば自己紹介してなかったな。ってかそういうのは最初にするものだろ…」
イサヨは呆れ半分で言う。
「まぁ名前とかはあの上司に聞いたかもしれないけど…僕はゼロって呼ばれてる。第二回収部の1人ね。第二は僕とイサヨってやつだけね。第二なのになんでこんな少ないのかはここの部が回収する範囲が小さいから、それと色々あって一気に抜けちゃったんだよね。まぁ稀に他の地区にも飛ばされるけど。」
「とりあえず俺も。イサヨです。基本はよくゼロと行動してる。何かあれば全然頼ってくれていいから。あ、あと全然タメ口でいいからな。」
「いつもはイサヨの隣に白い魂がふよふよしてるからそれで覚えるといいよ。そっちは圭人くんね。イサヨの弟でツンデレくん。」
そう言うとふよふよしてた魂が少し赤くなって体当たりしてくる。
「痛っ!?ちょっ…圭くん酷い!」
「あんまりからかうなよ?ゼロ。」
色人はよろしくお願いしますとお辞儀をする。
「あ、色人って生きてる時の名前だよね。基本カタカナ表記にされるんだけど。」
イサヨから聞いたことだが生きてる人が死神になる時にだいたい漢字からカナカナになるらしい。
「そうだ。俺も元は人間だったからな。ちなみにイサヨは勇ましいって字に世界の世で勇世」
「え、そうだったの。初めて知った。」
「ゼロは覚えてろよ…」
「そしたら…カタカナでシキトってなるんですかね?」
「そうそう。だから慣れるまで大変だしあだ名付けようか〜」
イサヨは「え?」と面倒くさそうな感じで言い出す。
「僕は基本ゼロって呼ばれてるからゼロって呼んじゃって。」
「ゼロさん…わかりました。」
「いやいや。【さん】は要らない。正直上下関係とか苦手だしさ。」
そう言って【ゼロ】と呼ばせるようにする。
「俺の時もそう言ってたよな。」
「だってイサヨはほぼ同期みたいなものだし?でも後輩が出来たからってさん付けされたくないし?」
「距離をとる言い方は苦手…なんですか?」
「ん?そうそう。僕は色々と特別扱いされることが多くてさん付けされるの嫌なんだよね。」
適当にはぐらかしておく。
「とりあえず俺も全然イサヨって呼んでくれて構わないから。なんせ今ここに居るのは俺とゼロと色人くらいだから。」
「確かにねぇー。この3人でさん付けしててもビックリされるしね〜」
「わかりました…えっと…イサヨとゼロ。」
「よろしい。」
「ゼロ、なんだよそのキャラ。」
「イサヨのキャラかな〜」
「ちょっと待て。俺そんなキャラじゃねーよ。」
ぎゃあぎゃあと僕とイサヨで騒いでいると隣で色人がふっと笑った。
「仲いいんですね。楽しそうです。」
「仲はいいね〜色人もいつかこうなるよ!」
「ゼロといたら嫌でもこうなるよ。」
僕は(唐突に)ふと思いついた。
「あっ色人って言うならさ。あだ名はシキ君でいいんじゃない?」
「ゼロ、1文字なくなっただけじゃん。」
「いいじゃん!色人はそれでいい?」
「え…全然…そう呼んでください。」
「やったぁ!じゃあシキ!よろしくね!」
「こちらこそよろしく…」
そうして1人またメンバーが増えた。
すると首をふるふると横に振った。
「じゃあおっけー。とりあえず僕らも一応ちゃんと自己紹介しておこうか。」
「あ、そう言えば自己紹介してなかったな。ってかそういうのは最初にするものだろ…」
イサヨは呆れ半分で言う。
「まぁ名前とかはあの上司に聞いたかもしれないけど…僕はゼロって呼ばれてる。第二回収部の1人ね。第二は僕とイサヨってやつだけね。第二なのになんでこんな少ないのかはここの部が回収する範囲が小さいから、それと色々あって一気に抜けちゃったんだよね。まぁ稀に他の地区にも飛ばされるけど。」
「とりあえず俺も。イサヨです。基本はよくゼロと行動してる。何かあれば全然頼ってくれていいから。あ、あと全然タメ口でいいからな。」
「いつもはイサヨの隣に白い魂がふよふよしてるからそれで覚えるといいよ。そっちは圭人くんね。イサヨの弟でツンデレくん。」
そう言うとふよふよしてた魂が少し赤くなって体当たりしてくる。
「痛っ!?ちょっ…圭くん酷い!」
「あんまりからかうなよ?ゼロ。」
色人はよろしくお願いしますとお辞儀をする。
「あ、色人って生きてる時の名前だよね。基本カタカナ表記にされるんだけど。」
イサヨから聞いたことだが生きてる人が死神になる時にだいたい漢字からカナカナになるらしい。
「そうだ。俺も元は人間だったからな。ちなみにイサヨは勇ましいって字に世界の世で勇世」
「え、そうだったの。初めて知った。」
「ゼロは覚えてろよ…」
「そしたら…カタカナでシキトってなるんですかね?」
「そうそう。だから慣れるまで大変だしあだ名付けようか〜」
イサヨは「え?」と面倒くさそうな感じで言い出す。
「僕は基本ゼロって呼ばれてるからゼロって呼んじゃって。」
「ゼロさん…わかりました。」
「いやいや。【さん】は要らない。正直上下関係とか苦手だしさ。」
そう言って【ゼロ】と呼ばせるようにする。
「俺の時もそう言ってたよな。」
「だってイサヨはほぼ同期みたいなものだし?でも後輩が出来たからってさん付けされたくないし?」
「距離をとる言い方は苦手…なんですか?」
「ん?そうそう。僕は色々と特別扱いされることが多くてさん付けされるの嫌なんだよね。」
適当にはぐらかしておく。
「とりあえず俺も全然イサヨって呼んでくれて構わないから。なんせ今ここに居るのは俺とゼロと色人くらいだから。」
「確かにねぇー。この3人でさん付けしててもビックリされるしね〜」
「わかりました…えっと…イサヨとゼロ。」
「よろしい。」
「ゼロ、なんだよそのキャラ。」
「イサヨのキャラかな〜」
「ちょっと待て。俺そんなキャラじゃねーよ。」
ぎゃあぎゃあと僕とイサヨで騒いでいると隣で色人がふっと笑った。
「仲いいんですね。楽しそうです。」
「仲はいいね〜色人もいつかこうなるよ!」
「ゼロといたら嫌でもこうなるよ。」
僕は(唐突に)ふと思いついた。
「あっ色人って言うならさ。あだ名はシキ君でいいんじゃない?」
「ゼロ、1文字なくなっただけじゃん。」
「いいじゃん!色人はそれでいい?」
「え…全然…そう呼んでください。」
「やったぁ!じゃあシキ!よろしくね!」
「こちらこそよろしく…」
そうして1人またメンバーが増えた。