テレビの感想文
みんな、人生は一回だけなんだし、好きなことを自由にやったほうがいいのはわかるんですよ。

ただ、自分の好きなことを続けて、それをやめなかったから、家族がバラバラになった。嫌な言いになってしまうんですけど、そういう言い方ができてしまう一面もありますよね。

でも、心から好きなことって、そんなにすぐやめられます？


大学の講師をしている、三橋順子さん。
戸籍は男性で、『女装と日本史』など、ジェンダーの歴史に関する本を出版している。
この方も女装愛好家。長年にわたり、キャンディさんと女装を世の中に発信している。

2000年、三橋さんが勤めていた大学に、ものすごい数の講義電話や講義メールが来たそうで。

「四半世紀で、相当変わりましたね、世の中の受け取り方は。いいほうに変わりました。逆に言うと、90年代の状況で、よくやってたなぁと、キャンディさんも私もよくやってたなと、今にしてみると思う」
と、三橋さん。

今でこそ、女装はファッションのひとつとしてとられるようになったけど、大学の先生が女装したら、抗議電話や講義メールが来てしまうような状況だったんですね、90年代は。
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