テレビの感想文

とうとう事件が起きる。

廊下で星さんが、上条くんに馬乗りになってる。
「少年Aなんだろ？」と、星さん、上条くんの顔を殴ってしまった。それを見ていたマンションの住人たちから、悲鳴が。

星さん、話始める。泣きながら。
星「なぜうちの子が死んで、おまえが生きてる？」

ああ、やっぱりあの事件の遺族の方だったのか、星さん。

チカラ「もしかして、星さんの息子さんが……？」

星「こいつに殺されたせいで、女房は自殺したんだ！」

無表情の上条くん。抵抗しない。

星「だから、どんなことがあっても、復讐してやろうと思った。なのに、未成年だからって、名前も顔も教えてもらえなかったんだ！　ああーっ！」

星さんがまた殴ろうとしたそのとき、一人の女性が来た。
「彼はあなたの息子さんとは関係ありません！」
この女性は、上条くんの元保護司の金谷（かなや）。