テレビの感想文
『悪との距離』のメインのストーリーは、

事件を起こした「加害者」と、その家族、

「被害者」になり、車いすになった男性と、その家族。

さらに、事件を報道するテレビ局の人や、あまり真剣に報じようとしていない週刊誌の人など、「メディア」の人たち、

と、3つの立場から見た視点が出てくる。

さらに、その登場人物たちの個人的な悩み(夫婦間の、仕事をしながら子育てはどうするか、とか)も、メインのストーリーを邪魔しない程度に描かれている。

すごいのは、これらのことが、ごちゃごちゃにならずに最終回を迎えていたこと。

といっても、私はちゃんと見たのが第9話と、第10話だけだった。

このドラマの存在は、第1話が始まったときから知っていたのに。見なかったことが惜しまれる。
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