テレビの感想文
最後、チカラは灯と、マンションの前にあるブランコに座っている。
高太郎と好美ちゃん、愛理と最近できた女の子の友達が、それぞれいっしょに遊んでいる。

チカラは、父親への思いを、青空に向かって大声で伝える。
もしかすると、これで、父親への気持ち、なんで自分を置いて自殺してしまったんだ、という心に残っていた思いに、ようやくピリオドがつけたのかもしれない。

そんなチカラの隣にいる人は、灯さん。

これからも、中越家では、チカラより灯さんのほうが、しっかり者の妻として、家の中心になっているような気がします。


それぞれの登場人物に、来たるべき終わりが来て。
でも、続いていくように見える、そんな素敵な最終回でした。

見て良かった、と心から思えます。

私は特に、託也くんと清江さんに泣かされたなぁ……。

『となりのチカラ』は、ドラマだけど、現実にあることをテーマにしていました。
「虐待」とか、「ヤングケアラー」とか、「外国人技能実習生」とか。

ドラマを見たあとに、
現実に起きていることについて考えたり、自分のことと照らし合わせて考えるきっかけにもなりました。

脚本家の遊川さん、やっぱり、すごい人です。


参考
『となりのチカラ ♯9』(最終回)
2022年3月31日
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