テレビの感想文
ドラマに出てきたセリフによると、イギリスのBBCでは障害者を何パーセントか起用する、という数値目標があるそうです。
ただ、このセリフを言った藤谷は、ドラマ「パーセント」にちなんで、「出演者の10パーセントに障害者を起用する。それを大々的に打ち出す」と、ドラマのアピールポイントにしようとしていた。
10パーセント。この数字、少ない気がする。
でも、BBCのような数値目標すらない、日本のテレビってどうなの?
ハルが所属している劇団Sは、障害のある人が所属している劇団だ。
その劇団の一人が、自分たちはテレビに出演する機会を
「奪われている」
と言う。
そう、実際、奪われているんだけど、結局、そこらへんを「本当はあるんだけどなかったこと」にしていて、それが昔からずーっと続いている。
未来が新しくつくった企画書でプレゼンする、プレゼン当日。
廊下でいきなりポニーテールの女性が話しかけてきた。その女性、長谷川は、藤谷に代わって新しく編成部長になったと伝えると、
未来にこのドラマを「見送る」と言い、
「吉澤さん。あなたは根本的に、人間を描くという意識が欠如しています」
……はあ。えーっと、それってどういうことなんでしょう? 私もちょっと考えてみた。
と、ここで第1話が終わり。
ただ、このセリフを言った藤谷は、ドラマ「パーセント」にちなんで、「出演者の10パーセントに障害者を起用する。それを大々的に打ち出す」と、ドラマのアピールポイントにしようとしていた。
10パーセント。この数字、少ない気がする。
でも、BBCのような数値目標すらない、日本のテレビってどうなの?
ハルが所属している劇団Sは、障害のある人が所属している劇団だ。
その劇団の一人が、自分たちはテレビに出演する機会を
「奪われている」
と言う。
そう、実際、奪われているんだけど、結局、そこらへんを「本当はあるんだけどなかったこと」にしていて、それが昔からずーっと続いている。
未来が新しくつくった企画書でプレゼンする、プレゼン当日。
廊下でいきなりポニーテールの女性が話しかけてきた。その女性、長谷川は、藤谷に代わって新しく編成部長になったと伝えると、
未来にこのドラマを「見送る」と言い、
「吉澤さん。あなたは根本的に、人間を描くという意識が欠如しています」
……はあ。えーっと、それってどういうことなんでしょう? 私もちょっと考えてみた。
と、ここで第1話が終わり。