テレビの感想文
そう考えると、障害のある人を「感動」という切り口で何回もとりあげている日本のテレビって、だいぶ遅れてるってことですよね。

ひとつのモノゴトを、ほとんど変わらず、同じようにとりあげ続ける、ってどうなんでしょう?

いままで見たことがないような、違うことをしてもいいのに。

深夜番組に、車いすユーザー向けで、恋愛や性をテーマにした番組とか。あー、これはABEMAじゃないと無理そう。



『耳の穴かっぽじって聞け!』

とろサーモンの久保田さんと、ウエストランドの井口さんが出演しているんだけど、この二人だから「毒舌」だろ、ってすぐに決めつけるのは早合点です。

「文は人なり」
をコンセプトにしているので、言葉が文章になり、音声化される。これがなかなか……。本音をそのまま出している感じ。

例えば、プラス・マイナスが解散して、ピン芸人になった兼光タカシさんをこの番組が初回放送でとりあげていた。
あの件に関しては、触れてはいけないものあつかいされていたはずなんだけど。
どこよりも早かった。

テレビ朝日の深夜番組って、たまに、「これオンエアしていいの? 大丈夫?」って番組があるけど、この番組はまさにそれ。たぶん、スタッフさん、覚悟の上でやっているんじゃないかと。
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