テレビの感想文
でも、ヨウコが啓介と2人、夜空の花火を見るシーンはいいシーンでした。あ、やっと家族らしい、こっちが見ながら戸惑ったりしないシーンだ、ってちょっとほっとしました(笑)。

ヨウコ「(真顔で)悪いけど、アンタを父親とは思えない」

啓介「そうだよね」

ヨウコ「うちのパパはドクターフリーマンだけじゃ」

啓介「うん」

ヨウコ「でも、あんたがただのスケベじじいじゃなかったら、うちは生まれんかったし医者にもなっとらん。あんたがスケベじじいでよかったよ。(隣にいる啓介を見て)ありがとうスケベじじい」

この「スケベじじい」って言葉、老人ホームで啓介がヨウコに話をしたあと、前妻のみずきさんが啓介に対して言ってるんですよね。それをそのままヨウコが使ってる。

ヨウコは啓介に対して、自分の生まれや育ちのことに関してなんとも思ってないようで、怒りとか恨みがない。
もしヨウコが高峰家に引き取られ、病院の跡継ぎとして育てられていたら、こんな型破りで、無免許なのに手術するような医師にはなってなかったでしょう。なにしろ、「医師になれ」ってガチガチにレールをしかれて、人生を強制的に決められるような家庭環境だし。



2人で花火を見ていたその頃。医師の横山が、家族と花火を見に行っていた。
すると、後ろから聞きおぼえのある声が。そこにいたのは塚地さん、じゃなくて、ナースの堀井さん。話し方はいつもと別人のように男性的だし、母親らしき人に少し高圧的。

最後にこれか、と思ったけど、第6話はハッピーエンドになっていて良かった。
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