テレビの感想文
こんなことが何年もずーっと続いているから、専業主婦になりたい(本音を言えば、男性に養ってもらいたい)女性が増えたり、
男性に高額な収入を求める人が増えたりするんですよ。

でも、男性だってそんなに稼げるわけではない。その結果、結婚しない人、したくない人が増えた、というのは、そりゃそうなりますよね、って思う。



「女は家庭に」っていう考え方が、もし、「こういうものだ」となってしまうと、「これは当然のことだから」と変えようとする気持ちじたい出てこなくなってしまう。そうなったら怖いですね。

ただ、女性はこうだ、とか、これをするべきだ、とか、けっこう2024年のいまでもあると思う。
例えば、男性が「料理ができる」って言うと、加点される、好感度が上がるじゃないですか。でも、女性はできて当然、むしろできないとだめでしょ、って思われている気がする。別に、人には向き不向きがあるし、どちらが何をしても、何かをしなくてもいいはずなんですけど。

番組の中でも、出産がきっかけで仕事を辞めた女性がいたけど、そういう犠牲があるのって、ねえ。それも、「女性が(仕事を)辞めて当然」って空気は、まだあるような。

『虎に翼』でも、寅子が結婚したら、周囲の人から「次は子どもだね」という見えない圧を感じるシーンがあったな。

最近、日本のトップが石破さんに変わったけど、国会議員になった人たちを見ても、女性が少なすぎるんですよね……。
男性が100なら、女性も100、なんて、いつかそうなるときが来るんでしょうか。


参考
『はて? 女は家庭、男は仕事!?』
2024年11月18日
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