テレビの感想文

その場所は、ビルの屋上にハワイの看板がある、あの車道。

木の陰に詩織がいて「来ました」と誰かに電話している。

光に、都での暮らしを思いださせる沙織。車道に出て行く。
詩織の「出ました！」と言うと、そこに黒ずくめの男二人が。

「光くん、バイバイ」

車が走ってきて、それを見た光、沙織をつきとばし、車にぶつかる寸前に消えた。
車から降りてきたのは、フィリップ。
次元ジャンプ成功。

うまくいったから良かったけど、けっこう命がけなやり方ですね、これ。

半年後、夏。
光とおそろいだった色違いのマグカップで、一人朝食をとる沙織。

会社帰り、花火大会で、浴衣を着た人たちであふれていた。
花火が打ちあがる。
そこに、「沙織どのの言うことは本当だな」と声が。
振り返ると、光が。