テレビの感想文
そんな猿彦に、「あなたのご主人は、一体なにを考えてるんっでしょうか。突然私に、……(小声で)キス、をしたんですよ!」

猿彦、「プイ」と一言。

以前、会社の食堂で、「運命に、ゴロゴロピッカーン! って、稲妻みたいに打たれてするもんでしょ?」と結婚について話した慶太の言葉を思いだし、キスされたときの雷鳴と重ね合わせ、「運命?」とつぶやく玲子。
すると猿彦が玲子に近寄ってきて、両手を向けてそれ以上来ないでと制すると、せきばらいして、「ごはんにしましょうか」。

玲子、動揺が全部表に出るタイプですね。(笑)

夕飯のカレーを準備して、ぬか漬けのつぼを出し、ふたをあけると、そこにあったのはぬか漬けではなく、大量の封筒。伊豆の田中三郎という人から玲子宛てに出されている、現金書留の封筒だった。
< 987 / 3,153 >

この作品をシェア

pagetop