テレビの感想文
慶太がどこかに行ったきり帰ってこない、と玲子に知らされ、「ほんと、自由なヤツだなー」と猿彦を持ち上げる早乙女。よく見ると、猿彦、バナナのネックレストップをつけてる。
テーブルの上に並べられた、大量の現金書留の封筒を見た早乙女に、この田中という人を知らない、毎月、5万円を10年間送られていたけど、知らない人だから「明日、返しに行こうと思ってます」と玲子。

自分もいっしょに行こうか、と言う早乙女に、高校生のときそばにいてくれたことで「十分です」と玲子。
優しいなー早乙女さん。そうか、誰にでも優しいから、あんなヤバい女性にも好かれちゃうんだろうな。

部屋で一人、テニスラケットを持つ猿のおもちゃを見ながら、父親のことを思いだす玲子。
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