好きな人は先輩です。
「へー、意外。
好きな人は?」
『好きな人は、いますよ。
でも多分私じゃムリです。』
「なんでだよ。
わかんねぇだろ?そんなの。」
『ん〜私じゃ釣り合わないんですよ。
というか、今の関係だって曖昧なんです。』
私と先輩の関係ってなんだろう。
先輩と後輩?
友達?
知り合い?
「俺ならダメだって分かってても気持ちだけは伝えるな。」
『先輩。』
ピンポーン
先輩が下車駅のボタンを押す。
『そういう所がカッコイイんですよ。』
真面目な顔で先輩の顔をみてそう言えば、見事に笑われた。
結構本気で言ったのに。
なんでそんなに笑われたのか分からなくて、プクりと頬を膨らませてバスを降りる。
先に降りた先輩がバサりと傘を広げて私を待ってくれている。
私もバスを降りて傘を広げてみるけど何故か開かない。
『あれ?』
「どうした?」
好きな人は?」
『好きな人は、いますよ。
でも多分私じゃムリです。』
「なんでだよ。
わかんねぇだろ?そんなの。」
『ん〜私じゃ釣り合わないんですよ。
というか、今の関係だって曖昧なんです。』
私と先輩の関係ってなんだろう。
先輩と後輩?
友達?
知り合い?
「俺ならダメだって分かってても気持ちだけは伝えるな。」
『先輩。』
ピンポーン
先輩が下車駅のボタンを押す。
『そういう所がカッコイイんですよ。』
真面目な顔で先輩の顔をみてそう言えば、見事に笑われた。
結構本気で言ったのに。
なんでそんなに笑われたのか分からなくて、プクりと頬を膨らませてバスを降りる。
先に降りた先輩がバサりと傘を広げて私を待ってくれている。
私もバスを降りて傘を広げてみるけど何故か開かない。
『あれ?』
「どうした?」