好きな人は先輩です。
渡り廊下で別れてルンルン気分で電車に乗る。
今日はお母さんのお迎えがないから最寄り駅からはバスに乗って帰る。
改札口を出て、耳を澄ませてみるけど歌声も楽器のハーモニーも響いてこなかった。
早く彼のことが知りたい。
はぁ、とため息をついてからバス停に並ぶ。
バスはさっき行ったばっかだったみたいで次のバスは10分後だった。
何もすることがなくてスマホを弄ってみるけど特にすることもなくポケットにしまう。
コツコツと靴音を立てて私の隣になんで来た人を見て固まった。
「あ。」
声もカッコイイ。
そう心で思っても、私は固まったまま何も言うことも出来ずただ彼を見つめた。
「昨日、ライブ聞いてくれてた子でしょ?」
コクリと頷くと、彼は昨日と同じように笑った。
「ありがとな、聞いてくれて。」
『いえ。・・・あの!
なんで覚えてるんですか?』
今日はお母さんのお迎えがないから最寄り駅からはバスに乗って帰る。
改札口を出て、耳を澄ませてみるけど歌声も楽器のハーモニーも響いてこなかった。
早く彼のことが知りたい。
はぁ、とため息をついてからバス停に並ぶ。
バスはさっき行ったばっかだったみたいで次のバスは10分後だった。
何もすることがなくてスマホを弄ってみるけど特にすることもなくポケットにしまう。
コツコツと靴音を立てて私の隣になんで来た人を見て固まった。
「あ。」
声もカッコイイ。
そう心で思っても、私は固まったまま何も言うことも出来ずただ彼を見つめた。
「昨日、ライブ聞いてくれてた子でしょ?」
コクリと頷くと、彼は昨日と同じように笑った。
「ありがとな、聞いてくれて。」
『いえ。・・・あの!
なんで覚えてるんですか?』