愛があれば、それで
「顔も見たくない……か」
いままでとは違うことはわかっている。
いままでは付き合ってるだけだった。
けど、いま俺たちは夫婦で親だ。
そして、今回の相手も悪かった。
まさかの結花の友達だった。
そして、ふたりのこの家で……。
悔やんでも悔やみきれない。
もう嫌だと言われても仕方ない。
でも、それでも俺は結花を諦められない。
今まで俺が、女の子の誘いを断れなかった理由。
そして、もうそれは大丈夫だということも。
結花に伝えたい。
それから、考えてもらいたい。
虫のいい話かもしれない。
でも、俺は結花以外好きにはなれないし、これを最後の愛にしたい。
願うなら、死が2人を分かつまで。
一緒にいたいと願っている。
「結花、そのままでいいから聞いてほしい」
寝室のドア越しに、結花に語りかける。
顔を見たくないと言った結花の言葉を無視しないで、話すにはこれが一番だと思ったから。
いままでとは違うことはわかっている。
いままでは付き合ってるだけだった。
けど、いま俺たちは夫婦で親だ。
そして、今回の相手も悪かった。
まさかの結花の友達だった。
そして、ふたりのこの家で……。
悔やんでも悔やみきれない。
もう嫌だと言われても仕方ない。
でも、それでも俺は結花を諦められない。
今まで俺が、女の子の誘いを断れなかった理由。
そして、もうそれは大丈夫だということも。
結花に伝えたい。
それから、考えてもらいたい。
虫のいい話かもしれない。
でも、俺は結花以外好きにはなれないし、これを最後の愛にしたい。
願うなら、死が2人を分かつまで。
一緒にいたいと願っている。
「結花、そのままでいいから聞いてほしい」
寝室のドア越しに、結花に語りかける。
顔を見たくないと言った結花の言葉を無視しないで、話すにはこれが一番だと思ったから。