一輪の花に寄り添う蝶

豹を見つけた鳳は、怒ったように歩いてきた。






「ねっ、どこにいたの(怒)」






「ご、ごめんちょっと」







「もういい!帰ろ」







鳳の後ろをゆっくりと着いて行きながらボーッと考えていた。







(「闇」なのかな鳳は。違うと否定はできない。どうしたら……)







「豹!あのさ……」
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